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2009.03.05

スーツをぬぎすてる!

別にスーパーマンになるわけじゃないですけどね。
<三大学合同講評会>と<就活>という自分のなかの二大「スーツ」イベントが終わりました。

◆◆◆
ま、李くんともろかぶりなので、ほとんどコピー&ペーストでもいいような日記です。

◆◆◆
<三大学合同講評会>

「東工大×藝大×東大 卒業設計合同公開講評会」は去年私も出場した安田講堂での講評会です。今年は3月1日におこなわれました。
私ほか去年の出場者は実行委員として運営にまわり、4ヶ月の準備期間を費やしたので、やっぱり無事に終わったのは嬉しい。

大変だったけれど、当日はたくさんの人たちが運営にまわってくれて、乗り切ることができました。
手伝ってくれた人には本当に感謝したいです。

ただし、実行委員としては、いたらないところや突っ込みどころは満載でした。
終わってから、とある審査員の先生にA4にしたら3枚くらいありそうなダメだしリストをいただいてしまうしまつ。(これはその先生の人のよさを表すエピソードでもありますが。)
イベントとしても、卒計講評会ばかりの昨今、これがおこなわれることがいいことだと思えるかどうか明確にできなかった弱さがあったと思います。

発表者のパワーポイントは綺麗なものが多くて、そこは、観客として、楽しませてもらいました。

◆◆◆
<安田講堂>

審査員のもっとも年長の先生が、「安田講堂はもっと大きいような気がしていました。紛争なんかがあったころはもっと大きく見えた。」とおっしゃっていました。私はその時代をみていないので、共感はできないにしても、なんとなくその感じはわかる気がします。もう、安田講堂の壇上に上ることは発表者にとってもそんなに特別な感じはしないのかもしれない。

一方で、安田講堂の中には皇室の方のご覧になる部屋があったり、安田講堂の前での演説は禁止されていたりと、どこか不気味さをともなう往時のなごりが少しはあり、時々「やはり安田講堂なんだ」と思わされるときがあります。(皇室部屋、下見のときに見せてもらえるかと期待したのですが、ダメでした。)

06090800

鈴木先生の『東京の地霊』新装版を読んでいたら、安田講堂の話が書いてありました。
安田講堂の「安田」さんはお金を出した人で、設計した人は内田祥三という、建築学科から東大総長になっためずらしい人です。

安田講堂は、関東大震災の時にはまだつくりかけだったそうですが、他の建物が震災で一気に壊れてしまったのを機に、内田氏がよろこび勇んで(かどうか知らないが)キャンパスの建物全部を安田講堂と同じ近代型のゴシックに統一したのだそうな。(それまでは、ヴィクトリアゴシックとか古典主義とか、いろいろあった。)計画の授業で昔聞いた気もするけど…、すっかり忘れていました。

そういえば、東大の建物の柱が太いのは、佐野利器の弟子であった内田祥三が、軸組構造を強化するには部材を太くするべきだという考えの持ち主だったからです。勉強したのだけど、それも忘れてました。震災後だし、さぞかし力をいれてつくったはずで、工1号館は縦に建っているのを横にしてもこわれないと聞いたことがあります。(静力学で地震力を計算したため)

浅学のため、ゴシックの一種だとしても、東大の建物みたいな建物ってほかにあまり見ない気がします。通称「犬小屋」といわれる法科の建物の入り口とかも、なんだかとってつけたみたいで。過渡期の建物なんだなあという感じがします。

隈研吾の『自然な建築』のなかにも東大の建物の話が出てきていました。震災後、全部の建物を統一的に建て直すことになったのはいいけど、色がそろったタイルを大量に仕入れることが不可能だったため、ちょっとくらい色が違っても目立たないスクラッチタイル(ひっかいたような溝があるタイル)を使ったというお話。

へー、ですね。
まあ、それで、いわば同じ規格でつくった建物のボスだから、安田講堂はやっぱり大きく見えるわけなのですね。今でも。

安田講堂のエントランスは「犬小屋」ではなく、水平な屋根をもってますが、ここが実は皇室部屋のテラスになっているそうです。そういえば、天井に比べて外見が妙に高い。

◆◆◆
<就職活動>

書いてるうちに何書いてるんだかわかんなくなりましたが。。。就活もおわりました。
建築設計で3社受けて2社うかりました。

卒業設計を1分程度で説明するのを久しぶりに体験し、なんだか合同発表会の発表者の気分を追体験した感じです。

◆◆◆

以下、関係ない人にはまったく興味ないだろう「犬に喰わせれば」系の話なので流してほしいのですが。

就活では、とにかく他の大学から来てる人とのあまりの熱意の違いにだいぶカルチャーショックを受けました。
うちの大学はかなりのんびりしている傾向があると思うし(そうでないしっかりした人ももちろんいますが)、私もそれだったらしく、「いますぐここを立ち去りたい」「顔をあらって出直したい」思いを何度もしました。

「ポートフォリオ(自分の作品集)1冊をお持ちください」と書いてあったのでその通りにしたら、まわりの人が全員2冊以上のポートフォリオ&模型をもってきてたときとか。(基本、もってきといて、ダメだったらださない、というスタンスらしい。)

A1を10枚、といわれて、ペラペラの紙でもっていったら、周りは全員厚さ5mmはあるパネル化している上にひとによっては別紙で目次までついてたときとか。

言い出せばきりがないけど。とりあえず、だいぶテンションが違うことを1社目に落ちたときに悟り、気を引き締めて、かろうじて残りに受かった感じです。(といっても、卒計の模型は持っていくことができないほど大きかったし、即日設計は自分のつくったものを覚えてないしで、結局模型は持っていっていないんですが。ただ、状況を知らずにいくと精神的に負けてしまうので。)

とにかく、「そおゆうレースなのか?」と嫌気がさしたり(でも、実際は「レース」にならないほどデフォルトなんですよね)、それさえサラッとできない自分に嫌気がさしたり。そんなのばっかでした。

へんな汗ばっかかきました。。。

とりあえず、「え、A2のポートフォリオってA3のやつを拡大して印刷すればいいんでしょ?」という数週間前の発言は謹んで訂正させていただきます。

これから同じような就活する方にはぜひとも同じ轍は踏んでほしくないものです。

ほんと、変な汗かくから。。。

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コメント

就活おつかれさま!
そして、おめでと!!

おめでとう〜

お疲れ様!
スーツを脱ぎ棄てたら、温泉いこ、温泉!(爆)

tdaくん
ありがとう。そっちはまだ就活中だよね。
はやく決まるといいね。どこに行くか楽しみです。

にゃむ氏
ありがとう。やっとモラトリアム脱出です。

ばるたん☆
ありがとう。温泉、いいね。休みはとれるのかな?
慰安旅行しましょ。

おー!!!おめでとう!!!
いやーA1×10枚はすさまじい経験だね。
それだけですごいよ(笑)
いやいや焦る。
帰ったら話聞かせてね◎

minaちゃん
ありがとう。でも、正直なところ、minaちゃんが焦るような内容ではないなあ(笑)10枚も半分くらい卒計のパネルだしね。
あなたは、海外の経験もあるし、即日できるし、どこに向かっても大丈夫だと思う。準備も1ヶ月もあれば。
ただ、あまりになめくさると意外と辛い、という(←自分。恥。)
こちらこそ、フランスの話をいろいろ聞きたい!まってます。

ちかちゃんのブログひさしぶりにみたら、涙出そうなほどためになる話。

まずは、全体講評会おつかれさまです★ 帰ってきたらちかちゃんの珍プレー好プレー聞かせてね。

『東京の地霊』おもしろそうだね。
そして煉瓦統一しているのがレアというのも初めて知った。安田講堂をもっと知りたくなったよ。
ベルギーの先生はヨーロッパの大学よりも東京大学やアメリカのキャンパスがトップクラスといっていたよ。


東大の校舎について。法文1号館はもとは6(8?)角堂だったのだけれども大震災で崩れてのちに増築し、またある部分は用途変更し、ということでプランがおかしいことになっています。中1階に不思議な場所に学科長室があったり、階段も折れ曲がりとまわり階段や、2階にははいれない4階までつづく階段とか。


帰国した際、就活はぜひ教えてください。
ちなみにこちらの就活も大変そうです。インターン先みつけるのに結構苦労しています。10以上送って、やっとで1か所返事がきた。そんな感じ。

>ベルギーの先生はヨーロッパの大学よりも東京大学やアメリカのキャンパスがトップクラスといっていたよ。
それはびっくりだけどな。そんなことはないと思うが…。

法1号館いってみたくなったよ。
早くかえってきて一緒にいこうw

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