2011.11.19

ワインと最近のうまいもの。

大学時代の友達と「西日暮里ホルモン」にいきました。
牛の小腸一本漬けは衝撃。
いままで食べたホルモンの中では一番美味しかったと思います。
店員さんに何回も焼き方注意されたけど…。

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ホルモンの名前を覚えようとおもったけど、結局ほぼなんにも覚えませんでした。
「ハラミってどこ?」
「横隔膜です」
「詳しいね!」
「ハラミだけは。」

◆◆◆

最近、住んでいるところの近くの小さなワインバーに
はまっております。

遅くまで仕事して帰ると、
まあ、自分にご褒美みたいなものをあげたくなるときもあるわけで。
かといって、家で一人で缶ビールは好きでないし。

そんな日に、マスターがひとりで夜中3時までやっている
そのワインバーが都合がよくかつ居心地がいいのです。

最近解禁したボジョレーも、飲ませてもらいました。

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フィリップ・パカレとかいてある。ぶれまくった写真ですが。

◆◆◆

水煙の天つ乙女が衣出のひまにも澄める秋の空かな
会津八一

(薬師寺東塔の最上部の水煙という飾りに、飛翔する天女が透かし彫りされていて、その隙間から秋空が見える)

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ガラスの、少しアンニュイな色が美しく、
ここに映る空を眺めるのがとても好きです。

もう冬ですがね。

2011.11.07

世界一わかりやすくない建築基準法

「建築基準法」を読んだ多くの人が、
この記事の中頃にあらわれる私と同じ疑問を感じ、
なおかつその疑問にふたをしてきたんじゃないかと、
常々思っているのですが。

◆◆◆

新宿の某本屋にて。

EV降りてすぐが建築法規のコーナーで、

「世界一わかりやすい」だの「いちばんくわしい」だの、平積みの本の書名がほとんど「わかりやすさ」インフレーションを起こしていてびっくり。

「わかりやすい」はともかく、雑誌程度の厚さの本で「最も詳しい」は何かをはきちがえているとしか思えないのですが。

◆◆◆

しかし、この手の本には失望させられたことしかなく、
というのもたいてい全然「わかりやすく」ない、
というか、すくなくとも私の疑問に答えてくれないように思われるのです。

例えば、私は

「…であり、次の各号の一に定めるものに関しては…の規定を適用しない。但し、…であって、○○を有さないものを除く。」

なんていう「これチャウチャウちゃうんとちゃうんちゃう?」みたいな条文をベン図にしてほしいわけでもなければ、

床や壁をアクソメでみたいわけでもなく。

ほんとに「詳細に」解説してもらいたいのは、次のような場合なのです。

◆◆◆

法第61条(防火地域内の建築物)
防火区域内においては階数が3以上であり、又は、延べ面積が100㎡を超える建築物は耐火建築物とし、その他の建築物は耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない。ただし、次の各号の一に該当するものはこの限りではない。

一、延べ面積が50㎡以内の平屋建の付属建築物で、外壁及び軒裏が防火構造のもの。
二、卸売市場の上屋又は機械製作工場で主要構造部が不燃材料で造られたもの。

◆◆◆

「…なんで卸売市場と機械製作工場??」なのです。

その二つだけ特別扱いするなにがあったのか?

コネがあったのか、裏金つんだのか。

いやいやこれは読者に対する問いかけで、そもそも機械とはなんぞや、
人間疎外の現代社会では産婦人科の病棟が一番の機械製作工場ではあるまいか、
などという痛烈な批判を奥にこめているのだろうか、

などと考えてしまうくらいに違和感のあるこの一行。

◆◆◆

じつは以前の条文は以下のようになってました。

「機械製作工場で主要構造部が不燃材料で造られているものその他これらに類する構造でこれらと同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途に供するもの」

すなわち、「火災の発生のおそれの少ない建築物」とされていたわけです。

その心は。

卸売市場は生鮮物(水っぽい)しかあつかわない、機械製作工場も金属ばっかり。すなわちどっちも燃えにくいものばっかりしか置いてない上、天井が高くて、だいたい単純な構造してる

→火災が起こりにくい。

なわけです。

いやいや、それってどうなのと。

木製の機械もあるかもしんないよ?
めっちゃ乾物ばっかり売ってる卸売市場もあるかもしんないよ?
「機械製作」でなくとも燃えにくいものをつくる工場はいくらでもあるでしょう?(鉄骨工場とか、石の加工場とか)
工場が住宅みたいなつくりの場所で営まれていたらどうする?

それ以前に、それなら
「燃えにくいものしか扱わない」「天井高」とかで定義したらいかがですか、と思う訳ですが。
(材質に「仕様規定」と「性能規定」を設けるなら、この多様化の時代、用途もそうした方がいいんじゃないかと。)

当然、そうした疑問がわかないわけはなく、
建築学会の小委員会が昭和の40年代とかに出したらしい「建築関係令の研究」と題する小冊子(図書室で読んだんだが年代はうろ覚えです)では、

「機械製作工場は火災発生のおそれが少ないとみなせるのか」

という疑問提起がおこっていました。

疑問を提示した方は、「牛乳工場を設計したのだが、機械製作工場よりも厳しい規制を受けた」とのこと。

そんな声が多かったからなのかなんなのか、

とりあえず、現行法は「火災の発生のおそれの少ない」云々という部分がなくなり、
より深い疑問を呈する状態におちついています。

◆◆◆

いや、まあ、法律の改訂は「創造」するもんじゃなくて「進化」するもんだろうし(「進歩」ではない)、卸売市場がそこらじゅうで火災をおこして社会問題とかにならないかぎり
このままでいって問題ないんだろうとは思いますが。

ならせめて、
私たちが実存的な問いに頭を悩ませる前に
「わかりやすい」建築基準法解説本は、そこんとこしっかり理由を説明してほしいと
強く願うわけです。

◆◆◆

しかし、法の条文とはここまでグレーなものなのか、と思い、
「定義」といいながら全然「定義」してねーぞ、と思うのです。

本当に「定義」など不可能なのはわかってはおりますが。

◆◆◆

例えば、「居室」の定義は

法4条「居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室をいう」

とあります。

「詳細建築基準法」(建設省住宅局監修)の解説では、

「『継続的に使用する』の意義は、特定の者が継続的に使用する場合のみならず、不特定の物が入れ替わり立ち代わり特定の室を継続的に使用する場合をも含むものである。従って、住宅の居間、事務所の事務室、会議室、守衛室(中略)、公衆浴場の脱衣室、浴室なども居室に該当する。

なお、往時は公衆浴場の脱衣室、浴室については例外的に居室ではないとの取り扱いをしていたが、これは昭和45年の法改正前にあっては、広く居室全般については採光上有効な開口部の設置を義務づけていたため、覗き見を防止する主旨から居室としない取り扱いをしたものであった。」

まじか。

「新解さんの謎」(赤瀬側源平・著)もびっくりの、なんて人間らしい解説。

こんな村のオキテみたいなノリで国の法律がきまっている摩訶不思議な世界。

これをひも解くのは、おそらく卒論の時に『婦人画法』を一気読みした(結局卒論には使えなかったけれど)くらいに辛い作業になるに違いないのですが。

だれか根気のいい人が、一気に解説してくれることを望みます。

2011.09.10

別荘について

時間があると、家のことを考えます。

自宅など一生にそう何度もつくれるものではないので、ある程度の年になるまで自宅は楽しみにとっておくのがいいのか。
でも、やはり若いうちにやりたい放題つくった方が楽しいんじゃないか、じゃあ、試しに別荘でもつくってみるか、など
基本的になんのあてもないので無駄な堂々めぐり。

◆◆◆

なんとなく、おばあちゃんになったら、

一人で白雪姫が住んでいるような森に住んで、

1年に1年にひとりくらい同じ位の年の老人が訪ねてきて

「…ここは、なんにもかわってないなア」

といってお茶をのむ、というヴィジョン(?)があるのですが、

そんな妄想をかきたてられる別荘2題↓

◆◆◆

歌手のビョークの別荘が素晴らしすぎる件。

一回見たら忘れられないえづらです。
どう考えても電気もガスもないよなあ。
普通の外観の家だけど、機能的にはテントと大差ないんだろうなあ。

◆◆◆

アクロス福岡とマイカル三田の建築家 エミリオ・アンバースのこの住宅もいつのまにか実現してた。

あの部屋で一回寝てみたい。

その前にコワくてたどりつけないかもしれないけど。

2011.06.09

執行猶予1年

誕生日をむかえ、めでたく執行猶予1年!

でも、思えば、23歳くらいの時は、29歳でショックをうけてる先輩をみて、「おなじじゃん」と思ってました。もう29歳まできちゃったらもういいじゃん、かわんないじゃん、と。

ばかっっっ。

若さとはなんと傲慢なことか。

やっぱりショックなもんはショックなんじゃい。

一方、gkは「保釈金はらえば許してもらえるらしいよ」と呑気発言をしていました。

そんなものかもしれない。誰に何を許してもらうのかわからないけど。

正直25くらいがしっくりくるんだけどな。

◆◆◆

でも、会社でペーペーだと、やっぱりオトナになった気はしませんね。

20代ではいたいのだけど、会社は5年目くらいになりたいという矛盾。

ようやく2年目になりました。

1年間の変化は、ちょっと食べるのが速くなった、くらい。
(←仕事関係な…。)


あと、ほとんど仕事関係ないですが、この1年間に3回新建築に名前が載りました。

1回は環境デザインコンペ2位(悔しかった…)。

残り2回は、スモーカーズスタイルコンペ1次通過と、2次の2位(悔しかった…)。

最後のは6月号に載ってます。

というわけで、2位ばっかじゃん、なんですけども笑

でも、「新建築にカラーで顔写真が載るってそうそうないよ」と先輩にいわれました。

たしかに、実作で載っても白黒写真だもんな。

これが新建築に載った最後のカラー写真にはならないようにしたい。

◆◆◆

サラリーマンて大変だ。

仕事が嫌いなわけではないですが、むしろどちらかというと好きな部類ですが、
それでも休みの嬉しさはハンパじゃない。

この1年で、ガード下で酔っぱらうおじさんたちの気持ちも、

プリティー・ウーマンのように両手に紙袋ぶらさげる位買い物してストレス発散するOLさんの気持ちも、

よくわかりました。

どっちもやったことはないですが。

今年のゴールデンウィークのスイス・スペイン旅行が一番楽しかった私は、
なんでOLさんが海外旅行好きなのかちょっと分かった気がしました。

でも、そんな強行ストレス発散旅行しながら、バーゼルのプロテスタント的な節制・禁欲に憧れる。

「節度」とは良い言葉です。なににおいても。

◆◆◆

赤坂見附近くの安くてウマい中華料理屋(特にチャーハンはウマい)に入ったら、某元首相(私が小学校くらいの時の首相)の来た記念の色紙が飾ってあり、こう書いてありました。
「富無驕、貧無諂」

「富みて驕らず、貧しくて諂(へつら)わず」

もとは論語のこのくだり。
「子貢曰。貧而無諂。富而無驕。何如。子曰。可也。未若貧而樂。」

子貢いわく、貧しくしてへつらうことなく、富みておごることなきは、いかん。子いわく、可なり。未だ貧しくして楽しみ、富みて礼を好む者にしかざるなり。

こういうの、政治家くさいとかジジくさいとか思いますが、
でも、少なくとも、これくらいさらっと書けないひとよりは
政治家としてましと思ってしまう。

2011.01.02

二日。

紅白歌合戦の桑田圭祐復活は見そびれましたが、
そのかわりに初詣した「乃木神社」は面白かったです。

明治天皇の崩御とともに夫婦で殉死した
(夏目漱石の『こころ』に「殉死だ殉死だ」と人々が騒ぐところがあった気がします。)
乃木将軍の神社。

提灯に刻まれた家紋やら、いっぱい吊るされたカラフルな瓢箪やらが、意図せずスタイリッシュな神社でした。

◆◆◆

新年早々、こんなニュースに笑ってしまった北村です。

今年もよろしくお願いいたします。

最近は、お正月がただのお休みと化しているようにも思うのですが、

それでも、初詣の息白む寒さと、
きちんと整えられたおせちとお雑煮があれば、
ああ、お正月だなという感慨がわく。
食は偉大なり。母は偉大なり。

◆◆◆

俳句歳時記は「春」「夏」「秋」「冬」ともう一つ「新年」という区分になっています。

最近俳句が趣味になったオヤジが食卓でうなる新年。
横にいて退屈まぎれにこの「新年」の歳時記を読んでみたのですが、なかなか面白いのです、これが。

「正月」「元日」「三が日」はともかく
「今年」「去年」「二日」「三日」「四日」「五日」「六日」「七日」、
これら全部新年の季語。

【二日】(狗日)
「昔からこの日になにかを始めるのが吉であるとされていて、初荷・初湯・掃初・書初などが行われた。」

 元旦は嬉し二日は面白し 丈左

というわけで、内容は見切り発車のブログ書初め。

◆◆◆

歳時記を読んでおもしろかったところをいくつか。

【去年今年(こぞことし)】
「元日の午前零時を堺に去年から今年に移り変わること。一瞬のうちに年が変わることの感慨が籠る。」

 去年今年貫く棒の如きもの

とは有名な高浜虚子の句。
別に新年だからなにが変わった訳でも、と思うときの、ちょっと残念な気分のときに思い出す句。

【初空】(初御空)
「元旦の空。次第に明け行く空にはいかにも清新な気が満ちる。」

 初空になんにもなくて美しき 今井杏太郎

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網入りガラス越しの初空。(iPhone撮影)
友人の家で、4人横に並んでスパゲテッィミートソースを食べながら。

【御降(おさがり)】
「元日に降る雨。雪をいう場合もある。また、三が日の間に降るものもいう。御降があると富正月といって豊穣の前兆とされた。」

 御降りの雪にならぬも面白き 正岡子規
 
 お降りや竹深ぶかと町のそら 芥川龍之助

今年は全国各地ですごい「お降り」だったようですね。

初日記というのも新春の季語だそうです。
【初日記】

 晴天と書きしばかりや初日記 中村苑子
 
 白く厚く未知かぎりなし初日記 能村登四郎

◆◆◆

ウサギについて考えてみる。

今年は、ウサギが干支だから、街にはかわいらしいウサギがあふれているような気がします。
からみづらい虎や竜ではこうはいくまいという感じです。

ふと、年賀状を、これから12年、干支おしの同じフォーマットでつくろうと思い立ち、
コンセプトメイキングのため、ウサギについて考えてみました。

◆◆◆

とりあえず『十二支物語』(大修館書店)をひもといてみる。

漢字の研究者で『大漢和辞典』(大修館書店)の編者である諸橋轍次(1883-1982)氏が、十二支について思う所をつらつら述べたエッセイのようなもの。

十○年前、高校の図書室で、タダでもっていっていい処分本の中にみつけてもらってきたものです。
別に壊れていないのに処分されていたことを考えると、よほど人気のなかった本なのかもしれません。

ウサギの頁を開くと、しょっぱなから
「烏兔匆々(うとそうそう)、月日のたつのは早いもので—」
とくる。

烏兔とは月日のことで、
・太陽には三本足のカラスが棲む
・月にはウサギが棲み、薬をつく
という中国の伝説からこの言葉がうまれました。

「六朝時代の張衡の文の中に「日は太陽の精、積みて烏の象を成す」とあります。月については、『魏典略』に「兔は明月の精なり」とあり、晋の傅玄の文中に「月中何か有る、白兔薬を搗く」と出てきます」(『十二支物語』)

広辞苑では「烏兔」の出典に上の張衡(天文学者でもあった)の「霊憲」をあげています。
「月は陰精の宗、積みて獣となり、兎蛤に象る」そうな。

◆◆◆

さて、なぜ烏に兎なのかというので一番明快な答えは、

カラスは太陽の黒点から、
ウサギはいわずとしれた月の影の模様から、

という説ではないかと思います。

太陽の精である三本足の烏は、日本の神話にも登場し、神武天皇の東征を案内したとされます。

この烏、「八咫烏(ヤタガラス)」で一番良く見る図柄はたぶんこれ。

Images

日本サッカー協会のシンボルマーク。
縁起がいいのもさることながら、
足一本多いから、サッカーうまそうってことでしょうか?

◆◆◆

カラスはギリシャ神話でも太陽神アポロンの持ち物とされていて、
嘘を教えたせいでアポロンに白から黒へ色をかえられてしまったとか。

一方、兎は繁殖力が強いことから、多産・官能の寓意とされ、ルネサンス絵画では愛の女神ヴィーナスと縁の深い動物です。

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ピエロ・ディ・コジモ『ヴィーナス、マルスとクピド』(1490)

兎で一番官能と結びついた図柄はたぶんこれ。

Logo_playboy
PLAY BOY誌のロゴ。

ちなみに、官能・多産の兎を、野島伸司が翻訳すると、こういうことになります。

「兎は、寂しいと、死んじゃうんだよ。」

◆◆◆

一方、組み合わせによっては、兎のあらわすところは逆に「肉欲の克服」「純潔」ともなります。
たとえばルーブルにあるティツィアーノの『聖カタリナ(兎の聖母)』(1530)などはそのように読まれることが多いとか。

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綺麗な絵です。兎も可愛らしい。

西洋でも東洋でも基本的には兎の色は白が一番、瑞兆であったり聖獣であったりするようです。
中国では白、黒、赤の順によいとされるらしい。

◆◆◆

こうして、古今東西の兎の寓意を見る限り、
一貫してわかりやすい連想が感じられます。

多産が一方では愛と官能に結びつき、
また生と死と結びつき、
輪廻転生、
いつのまにかたくさん仔が生まれているから、
「欠口から生まれる」「毛をなめれば孕む」「月を見て孕む」といわれ、
陰であり淫であり、
じっとりと水であり、
逃げ足が速いからつかみ所なく狡猾さもあり、
どことなくミステリアスな
女の生理のごときもの、

それが兎なんでしょう。

そういえば、アンディ・ライリーの「自殺うさぎ」の本なんてのもありました。
カワイイのに、むやみに死んじゃうウサギたち。

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◆◆◆

ちなみに、漢字の兎は兔とかいてもいいけれど、
「、」をとっちゃだめ、とったら免になってしまう。
この「、」はうさぎのしっぽなんだそうです。

◆◆◆

そういえば、「と(に)かく」を「兎(に)角」と書く理由が気になって、
とりあえず「広辞苑」をやってみたら、
【とにかく】(兎に角と当て字)
とあってがっかりしました。

一説には漱石センセイがよく使用したことで普及した当て字とか。
「兎角に人の世は住みにくい」と。

「兎角亀毛(とかくきもう)」とは兎の角、亀の毛、すなわちありえないものの喩え。

◆◆◆

全然建築の話をしていないけれど、

gが研究している某建築家の兎の装飾に関する小論考では、
「月に兎」「波に兎」「鷲と兎」などと章をわけて考察しています。

読みにくいものですが、「波に兎」の意匠に関して、次のようなことが書いてあります。

「兎の波上を走る図は往々我国の意匠中に之を見るが、これは月が波に映った光景があたかも兎の波上を走るごとき趣のあるより、かかる案を得たものであることは、謡曲の文句などを見ても明である。支那ではこの意匠を見た事がない、多分我が国の創意であるかと思ふ。」

ここに「謡曲の文句などをみても」とあるのは謡曲『竹生島』で、
「月海上に浮かんでは兎も波を奔るか」とあることを指すらしいです。

きっと今日NHK「ダーウィンが来た」で見た、海面を跳ねるエイの大群のようなものを想像したんでしょう。いかにも江戸庶民の図柄という感じがして微笑ましく、光景として想像してみると楽しい。

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法隆寺の塔頭にあるという波乗り兎瓦。そんなに古いものではないんでしょうが。

◆◆◆

最後に、兎が薬をつく歌。

李白
「酒を把りて月に問う」

青天有月来幾時    青天月あってよりこのかた幾時ぞ
我今停盃一問之    我今盃を停(とど)めて一たび之に問う
人攀明月不可得    人明月に攀(よ)ずる(手をのばす)も得べからず
月行却興人相随    月行却って人と相随う
皎如飛鏡臨丹闕    皎(こう)として飛鏡の丹闘(御所の門)に臨むが如く
緑煙滅盡清暉發    緑煙滅し尽くして清輝発す
但見宵従海上来    ただ見る宵に海上より来たるを
寧知暁向雲間没    いずくんぞ知らん暁に雲間に向かって没するを
白兎擣薬秋復春    白兎薬を搗く 秋また春
嫦娥孤棲興誰隣    嫦娥(じょうが:神話の女性) 孤棲す 誰と隣せん
今人不見古時月    今の人は見ず 古時の月
今月曾經照古人    今の月かつて古人を照らすを経たり
古人今人若流水    古人今人流水の若く
共看明月皆如此    共に明月を看ること 皆此くの如し
唯願當歌封酒時    唯だ願くは歌に当り酒に対するの時
月光長照金樽裏    月光とこしえに金樽の裏を照らさんことを

青い夜空に月が存在してこのかた幾時が経ったのかと
私は今盃を運ぶ手を止め、ひとたび月に尋ねる
人が明月を手に取ろうとしてもそれを得ることはできないが
月の歩みは人の歩みに付き従ってくる
白く輝き、空飛ぶ鏡が御所の門にさしかかっているかのように
青いもやが消えて清らかな光が辺りを照らす
人はただ月が宵に海上から昇るのを愛するだけで
暁に雲間に沈むのには興味を抱かない
(月に棲む)白兔は仙薬を杵でつき、無限の春と秋を繰り返す
(月に棲む)嫦娥は、たった一人で棲んで、いったい誰と親しくするのだろう
今の世の人は、古い世の月を見たことはないが
今の世の月はかつて古い世の人々を照らしたのだ
古人も今の人も流れる水の如く去っていくが
皆同じ思いで明月を見てきたのだろう
ただ願わくは、歌を歌わんとし酒をのまんとする時に
月光が永遠に金樽の中を照らしてくれることを

◆◆◆

上の詩中にある「皎(こう)」を漢和辞典でひけば「白い。きよい。白く輝くさま。きよらかなさま。」と出てきます。

松岡正剛が952冊目で李白についてこんなことを書いています。

「(李白は)なにしろ人生の半分を漂泊の旅に費やした人である。人品からいえばどうやら屈託のない人好きではあるが、結局は孤絶に徹した。エピキュリズムを謳歌する一方で、たえずルナティシズムに回帰した。だから夜はたいてい月を見た。田園でも山中でも都会でも、李白の感覚に最初に突き刺さってくるのが「皎」なのだ。」

「日本とちがって中国の月はあくまで高い夜空の底に張り付いたニッケルのような煌々たる月であって、カリカリと金属ナイフで剥がしたくとも剥がせない。そこは『枕草子』の朧月とはまったくちがっている。そこで月そのものの変容よりも、月光を詠む。それが「皎」である。」

そして最後はこう結ぶ。
「ルナティック・タオイスト李太白。まさに「古来、相い接ぐもの、眼中に稀なり」だった。」

◆◆◆

夜が長くて暇な日は連想と好奇心がつきないもの。
人生にとって全くどうでもいいことを考え続けられる、というのも
お正月らしい気がします。

見たこともないけれど、「皎」とした中国の月と、
兎が波間に浮かんでは消える、月を映す海を思いながら、
寝ることにしようと思います。

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「ハチクロ」にもでてきたムンクの月。

◆◆◆

あ、年賀状は31日夜に出したので、ここにはのせません。
(のせたら、本物よりも先になってしまいそうだから。)

2010.11.14

しゃかいじん

ラインに配属になってから、半年がすぎようとしています。
元気にやってます。

忙しい忙しいという割に、けっこう休んでるような気もしますが、
想像よりはよっぽど忙しかったです。

(関係ないけど、いま私の机は、
深夜のエネルギー源、
誰かのお土産のお菓子とかがたまっています。
すごい食いしん坊の机みたいです。
最近のヒットは「コンペ一等」のためのコンペイ糖。)

平日の20時前に会社をでようもんなら、
とりあえず誰か飲みに誘えないかと考え、
赤坂付近でつかまる人が思いつかず、
コンビニ以外でしか買えないおやつとか
知らないうちに変わっていた季節に相応しい服とかを無償に衝動買いしたくなる。

ここ半年の変化は、
シャンプーがバラの香りになったり、
文房具が全部赤に統一されたり。

計算はしてないけど、
そんなOL的小さなご褒美に
残業代の半分くらい消えんじゃないかと。

◆◆◆

仕事していてわかった、私における急務は「正確さ」「すばやさ」を身につけること。
これに関しては、一般的に仕事とはそこからという気がします。
とりあえず一仕事おわるたび「ちょっと『すばやさ」あがったかな?」とか思ってしまうドラクエ脳です。

それにしても、これほど「正確」と「時間」に気を使った…いやいや遣ったことのない
ウん10年間を矯正するのはなかなか大変であります。

まず、気がついてみれば、私は日常会話でも2分に1コ程度は間違えているようです。

「この左上の」
といったら
「右上ね」といわれたりします。

家では箸が対になっていないことに気づかずにご飯を食べ終わったりします。

「パジェロ」とは、
学生の飲み会できく「パーリラ、パリラパーリラ」(これも意味わからないけど)的な
かけ声のことだと思っていました。
(「パジェロ!パジェロ!」という文脈でしか聞いたことがなかったので。しかも元ネタをしらない。)

あ、そうだ、dead or aliveは「生きるか死ぬか」じゃないよ、と最近知りました。
WANTED! DEAD OR ALIVE
とは「生き死には問わないから、つれてこい」という意味らしい。
(今日、会社にきた人がみんな具合悪そうだったのをみて、思い出しました。
「出社せよ、DEAD OR ALIVE」)

なお、焦るとヒドさが指数関数的にあがっていきます。
その状況を
「壊れたドラえもんみたいになっちゃうので」
というと大抵通じますが、

(「普段ドラえもんがポケットから出すのをみたことがない鍋などがでてくるのを見て、四次元ポケットの奥深さを知る」という意見もありました)

その台詞でさえ、間違っているという。
あのドラえもんは壊れていない、焦っているだけ。

◆◆◆

とはいえ、正確さというのは訓練だと誰もが言います。

その言葉をはげみに、現在、正確さ強化月間中。

2010.05.04

美しいホームページ

ちょっと訳あって、HPのつくりかたを勉強することになりました。

といっても、がっつり初めからhtmlタグという大学1年の情報処理の演習のようなものでなく(あのときつくったHPはひどかった)、ソフトを使って補助的にだけhtmlタグを書くことで、なんとか自分の作りたいHPができればよし、という感じです。

それで、どんなHPがいいかな〜とそこはかとなく、考えながら、HPみてるわけですが、

私はこれまであんまりHPってちゃんと見て来なかったんだなと思ったわけです。

それで、こんなところでお願いなのですが。

もし、ちょっと面白いor美しいorはっとするようなHPをしっている方がいたらぜひ教えてくださいませ。(他力本願…)

参考にさせていただきます。

ちなみに、ちょっと見た範囲ですが、
佐藤可士和のHPはちょっとびっくりしました。
あと、艾未未のfakeのサイトのスーパーシンプルさもけっこう好きです。

◆◆◆

iPhoneにしました。

だからといって、何ができるようになったわけでもなく。
まわりにつられただけ&ただ友がいっぱいいて嬉しいな〜というくらいです。

夜中の8時や1時に電話かかってきたりするとちょっとニヤッとします。
(※ただ時間が夜1時〜夜9時なので)

あ、家計簿アプリだけは嬉しいです。

◆◆◆

自宅一人暮らし計画が発動しました。

といっても、全然たいしたことが起きたわけではなく、

いままで、

自分の部屋で寝て、
和室で着替えて、
居間で勉強して、
洗面所でメイクして…

っていう家庭内遊牧生活だったのを(要するに自分の居たい場所でやりたいことをするという猫のような生活)、

大抵のことを自分の部屋でやる定住生活にはいったのです。

てか、大抵の人にとってそれが普通な気もするんですが。

実際の変革は、服やメイク道具を自分の部屋に運び込んだだけなのですが、
いままで自分の部屋はベッド兼物置でしかなかったので、

ちょっと、縄文人から弥生人くらいになった気分です。

◆◆◆

明日、「なにもしないをする場所」と言われた那須といふところに行ってきます。

2010.04.25

ママレード・ボーイ

ついに祖父が90歳になったのでお祝いをしました。
とても元気で数年前まで仕事もしてた位ですが、
祖父の両親も祖父の祖父もみな95超えの長寿家系なので、
本人的には当然のようです。

◆◆◆

男性が読んで「なぜ自分がモテないかわかった」という感想をもつらしいと
某K子ちゃんに聞いた漫画『モテキ』ですが、

読んでみたら、作者が女性(には思えないけど!漫画の内容からして)だけあって、
少女漫画ネタがさりげなく仕込まれてるところがやたら多い。
ほとんど、「気づく人いるの?」レベルで。
(私も気づいていないの多いんだろうけど。)

3巻で、「ママレード好き?」と聞かれた瞬間
「だ け ど 気 に な る」
と、その時、気になってる女の子のことがフラッシュバックするというシーンには噴きました。

身の回りに賛同してくれそうな人が思いつかないので、ここに書いておきます。

参考:「ママレード・ボーイ」アニメop『笑顔に会いたい』

子供の頃の日曜の朝。

主人の光希ちゃんはじめ、みんなめっちゃ80sファッションなのが意外にかわいく見えます。(絵だからってのもあるだろうけど。)
明石屋さんまとかがいう理想の「ポニーテールにパーカーの女の子」ってこんな感じなんでしょうかね。

◆◆◆

この恋人役の遊君が、これまた「少女漫画の男の子」の典型のような存在で。

甘いマスクで(まつげ長い、何人かわからない髪の色)、テニスがうまくて、人気者で、古着屋でバイトしてて、口は悪いけど実は優しいという。

でもなぜか建築家志望ってことになっていて(バブル期にはカッコいい職業だったのか)、二人の最後のデートが北九州の磯崎新建築めぐり、というありえない位渋いことになっていたのですが、
作者の周りに建築家でもいたんだろうか…。

2010.04.11

京都の微熱

社会人になりました。

新しい環境なので、
予想された通りのひとみしり大爆発。
ここでいう「ひとみしり」とは、なにか自分で一言いうたびに、後悔したり、反芻したりして、「どういう人間と思われたんだろう」とかあとで考えてしまう超自意識過剰状態、それを自分で嫌う状態のこと。

でも、同期がいい人たちなので救われてます。

やっぱり自分のことを喋るのは苦手です。
というか、実際、よくわかってないんだと思う。
人を殺して「太陽がまぶしかったから」と答えたという故事がありますが、
いまはげしく同意したい。

いつでも時間が解決するから放置してきているわけですが、
まあ、本当は性格を解決しなければならないんだろうな…。

◆◆◆

だいぶ前ですが、春休みに京都に小旅行にいきました。

Photo

京都のシテ島。

Ile_de_la_cite_paris

こっちはほんとのシテ島(アンリ・カルティエ・ブレッソン写真)


楽しかったのは、

・「本野精吾展」@京都繊維大学
バウハウスっぽい校舎が建ってました。

・超かっこいい外科医の先生にあったこと
仕事がんばろうって気になります。

・琵琶湖疎水の溯行(かもがわ→ダム→無隣庵→記念公園→南禅寺)

南禅寺の水道橋は、みる人によっては殺人現場な気がするらしい。(サスペンス劇場とかによくでてくるとか。)

Photo_3

瓢亭のとなりの街区をいっぱい使った無隣庵(山県有朋邸)の庭は、
琵琶湖疎水から水をひいているんだと歴史の授業で教わりました。
小川ジヘイの作庭の展示がしてありました。丸山公園もそうだとは知らなんだ。

・ワッキーのお気に入り細見美術館
展示内容はオニシブいですが、中のアトリウムは別天地です。

・北村美術館

京都のシテ島からちょっとくだったあたりにあり、
茶室を併設しているのですが(吉田五十八が増築している)
四月の二十日あたり(そろそろ)に年一度の公開がされます。

Photo_4

公開前だったのに、幸運でいれていただいたのですが、
大文字の山がよく見える、いいお庭でした。

・大徳寺高桐院の庭
ベタですが何度いっても飽きない。

・夜の清水寺
ライトアップの期間でした。
五重塔の横からビームが出ているのに笑いました。

といったところでしょうか。

Photo_5

川沿いの家。

◆◆◆

京都からもどってすぐ、その余波で「長谷川等伯展」にいったのですが、

こんなに生涯に何度も画風を替えるひとっているのか、とびっくりしました。

学習&レベルアップの連続。
井上雄彦か!という感じでした。

そして最後に、松林図に到達するんですから、パーフェクトなものがたりです。

よい展覧会です。

2010.02.14

アバターの法則

ずっと見たくてみられていなかったジェームズ・キャメロン監督の『AVATAR』を、建国記念日にみました。3Dメガネかけて。

以下ネタばれを含むので、これから見たい方は読まないでください。

◆◆◆

3D、綺麗でした。
ストーリーは二の次な感じです。

友人と喋った限りでは、ストーリーの引用源はいろいろあるようだけれど、アクション系の映画に詳しくない私が思いついたのは『エヴァンゲリオン』と『もののけ姫』くらい。

あるいは無数のデータ・プロファイリングによる「法則」があるのかもしれません。
少なくとも、私の勝手な印象判断による「ハリウッド・アクション映画の法則」は満たしてる。

(1)  主人公はインテリすぎてはいけない。強くてウィットに富んでいる。
(2) はじめ敵対的あるいは高圧的にあらわれる女性はヒロインであり、恋に落ちる。
(3)  インテリ役は護られる存在である。
(4)  敵のボスがどんな武器をもっていようと最後は丸腰の一騎討ちである。
(5)  偉大な老人は大抵死ぬ。

◆◆◆

私はアクション映画がたいして好きではないので、
上の条件を満たす映画で感動したことはないですが、

高橋源一郎の「感動本」の法則、というのもあります。(上のはこれのマネです。)

彼は、ヒットする「感動本」がどんな風に書いてあるのか調べてみるべく、10冊よんでみたそうです。

1冊目 「家族を亡くした主人公が不治の病にかかった少年と知り合い、その少年も死んでしまう」
2冊目 「主人公に障害をもった子供がうまれる」
3冊目 「貧しい主人公の少年の妹が存在しない友達を探しているうちにその友達も妹も死んでしまう」
4冊目 「不治の病にかかった人たちが死んでゆく」
5冊目 「障害をもって生まれた犬がみんなに幸福とはなにかを教えた後、死んでゆく」
6冊目 「犬の飼い主の少女が死んで、犬が悲しがる」
7冊目 「妻を亡くした老人のところに犬が現れ、老人が亡くなると犬もどこかへ消え去る」
8冊目 「浮気をして妻に去られた夫が幼児を育てながら人生についての真実を知る」
9冊目 「生きてるのがイヤになった女の子が自殺をするが失敗し、やっぱり人生は素晴らしいと思う」
10冊目 「少年と恋に落ちた女がやがて刑務所に入り、十数年の獄中生活を送った後、釈放前日に自殺する」

それぞれが何の本であるかは、引用元を読んでいただくとして、

「こうやって読んでくると『感動した!』といえるような本には次のような特徴がある場合が多いことがわかる。

(1) 登場人物は貧しいか、病気か、幼いか、老いている(あるいはそれらを同時に持っている)
(2) 登場人物には妹か子供か犬がいる
(3) 登場人物が死ぬ
(4) 生の真実がわかる

で、こんなストーリーを考えてみました。
—主人公の貧しく老いたゲンイチロウは、いま不治の病でベッドにいます。お見舞いに来てくれるのは妹だけ。放蕩生活をおくってきた報いでしょうか。いや、これが生きるということなのだ、そう呟きながら、ゲンイチロウは静かに永遠の眠りにつきました。ちなみに、ゲンイチロウは犬です。感動しない?しないよな、これじゃ」

(高橋源一郎『人に言えない習慣、罪深い愉しみ 読書中毒者の懺悔』朝日新聞社)

もちろん、ギャグです。
最後には「法則って生産手段にしたら意味ないよね」という定型のオチがついておしまい。実際は「法則」も「引用」も結構有効に働いてそうな気しますけどね。(人気が出ちゃうという意味では)

◆◆◆

アバターの3Dに話をもどすと、思ったよりも早く眼が慣れてしまうのにも、びっくりしました。
映像をはじめて見た人たちも、こんな感じで「慣れ」たのかな。

最後の方はほとんど3Dであることを意識しなかったというか…。
星の自然の描写が美しいですが、それよりも冒頭の宇宙船内部の奥行き感とか、無重力状態の描写の方が感動したというgkの気持ちもなんとなくわかります。

3Dのお陰で、映画館にいって映画を見ることの意義が部分的に回復したように見えるので(自分の周りだけかもしれませんが、何回もいってる人が多い)
ぜひこれからの作品でも制作サイドにがんばってもらって、知覚の慣れと戦って(?)新しい戦術を繰り出していただきたいなと思います。

実際、3Dだけなら、ディズニーランドに「ミクロ・アドベンチャー」も随分前からあるし、
特に新しいものでもないけれど、
3D映画がこれを嚆矢に一般的になるだろうという期待感が前向きな気分にさせるんでしょう。

自分のブログに、勝手にエロサイトからコメントが付くのがいつも気持ち悪くてしょうがないのですが、つい最近ついたコメントには、

3Dでアダルト動画が見られる、
おっぱいがとびだして見える

とあって、つい笑ってしまいました。

大画面の3Dアダルト映画ってすごいシュールですね。

とりあえず、『AVATER』2回目はやめて、今後の3D作品をまつことにします。

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